椅子にすわって、山のほうを眺めていると、 後ろから、声がした。 最近良く見るいかにも悪そうな 髪を染めた4人組。 -こんなとこに来る人居るんだ。- そう思っていた。 その中に1人だけこっちを見ているヒト。 髪は、、、栗色で地毛っぽかった。 一瞬目が合ったけど、なんとなく逸らしてしまった。 --私は芝生に仰向けになり、空を見た。 雲ヒトツも無い 青空だった- それが君との恋の始まりだった。