「でもさぁ、 朝田って何気にモテるじゃん? モテ男にコクられるとか‥やるなぁ、メグ」 真保がつついてくる。 エヘヘ、とかテキトーに照れとく。 確かに、そうだ‥ 隼斗はモテる。 そんな隼斗にコクられてしかも両想いとか幸せすぎじゃん‥ 釣り合うとか釣り合わないの前に嬉しくてたまらない。 「あ、ウワサをすれば‥」 真保の視線を追ってドアの方へ目を向けると、隼斗が教室に入ってきた。 いつものように眠そうに‥