まだあたしに気付いていない二人。 必死に声を押し殺しても、小さく漏れる嗚咽。 ヒロキ… ミキさんと上手くいったんだ …よかったじゃん 二人にこんなあたしを見られたくなくて。 遠くへ行きたいけれど、動かない体。 少しでも近くに居たい。 そう体が言ってる。