その日はあたしにとって一番幸せな日にもなったけど最高にダルい日にもなった




「んっ…」




「お、起きたか」




目を覚ますとあたしはお兄ちゃんの腕の中にいた




でもなんか頭痛い…




「体平気か?」




「…」




平気じゃないよ…




「礼?」




クラクラする…




「…」




あぁ…気持ち悪い…




するとお兄ちゃんがあたしのおでこに手をあてた




「お前、熱あんぞ」