海〜それは手紙で始まった〜

「初めまして、七海です…」


不思議に思いながら挨拶をした


「初めまして。
俺はカイの兄で浪です。
ロウとでも呼んでね。」


この心に直接届くかのような声も---



「俺は今県外の中学行ってんだ。
この施設にいたことはないんだけどね。
でもここにはよく来るからみんなとも顔見知りなんだ。」


じゃああたし、会ったことあるのかな…?


「いつも七海ちゃんとは予定が合わなくてなかなか会えなかったけど。
会えてよかったよ。
ずっと会ってみたいと思ってた。」