後ろではお母さんが叫び続けていた
「後悔しているの!!」
「どうか許して!!」
「話だけでもいいから!!」
カイも七海とほとんど同じ境遇で施設に入れられた
七海の気持ちが痛いほどよく分かった
だから背中で寝ている七海に声をかけた
「俺がこれからずっと守ってやるから」
七海は気付いていない
「後悔しているの!!」
「どうか許して!!」
「話だけでもいいから!!」
カイも七海とほとんど同じ境遇で施設に入れられた
七海の気持ちが痛いほどよく分かった
だから背中で寝ている七海に声をかけた
「俺がこれからずっと守ってやるから」
七海は気付いていない

