海〜それは手紙で始まった〜

「七海…!!落ち着いて!」


お母さんがあたしを包み込んだ




あたしは力一杯お母さんを突き飛ばした



「ハァ…さ…わんないで…よ。あん…たに助け…られるく…らいなら…死んだほ…うがマ…シ。」



カイはそんな七海をおぶって施設へ連れて行った



カイの背中であることが分かると七海は安心したのかスヤスヤ寝てしまった