「正解!バースはね私の部下なの。それでね、貴方の先生にバースを選ぼうと思うの」
「え!?」
ある程度の修行を終えた神子(半人前の神人の事)は教会に入り、先輩の神人から色々指導してもらう。
それにしても、私の先生がバース様!?あの伝説の?
バース様は神子の間で一番人気のある神人。その神人に指導してもらうなんてもの凄く嬉しい。でも…。
「でも、バース様は扉を守ってなくちゃ駄目なんじゃないんですか?」
ヘウ"ンの質問にナスカさんは右手をひらひらと振り、
「ああ、それなら大丈夫よ。五年かけて扉を封印したから、扉が転移しない限り開かないから大丈夫。では、貴方に任務を下します」
「は、はい!」
ヘウ"ンの初めての任務はというと、
「バースを起こしてきて」
そしてナスカさんが持っていた鍵をヘウ"ンに渡した。