「大嫌い」
目を丸くするしているバースに背を向け、ヘウ"ンは走り去った。
振り向く直前にバースがジュリアさんに飛び蹴りを食らうのが見えた。
「何すんだー!」
「私のヘウ"ンちゃんを泣かすな!」
「あんたのじゃない」
ビオラさんの突っ込みを最後に、皆の声は聞こえなくなった。