が、交わした事でバランスの崩れたバースの足に落下してきたナイフが突き刺さる。
「くっ!」
思わず膝を着きそうになる。だがバースは踏ん張った。
「無理しないで、倒れろよ」
「うるせえ…黙ってろ」
バースは何とか立つ事が出来たが、ナイフは容赦なくやってくる。
ナイフを弾いていくが、何本か身体に突き刺さる。
「死ぬまで投げ続けるぜ!」
バースは必死にナイフを弾くが、そろそろ限界かもしれない。
そう思ったバースは、隙をつき、風を集め相手に放つ。
そしてその勢いで後ろに飛んだ。が、