バースは目を閉じて、弾の衝撃が来るのを待った。
だが一行に弾の衝撃は来ない。
「?」
目をゆっくりと開けると、バースと男の間に逃げたはずのヘウ"ンが立っていた。
「え」
バースはただ一言、声を上げた。