聖の拳は鬼の顎に思いっきり当たり、鬼はそのまま後ろに倒れた。
すかさず聖は鬼の上に乗り、刻印に手を当てた。
「華!」
余っている力を全て刻印に流し込む。
刻印が光り、やがて光が鬼の身体を包み込んでいく。全てを包まれた鬼の身体からは、黒い翼も消え落ちていた鎌も消えていき、元の華の姿になって光りも消えた。華はまだ意識が戻ってないのか、目を覚まさない。
とりあえず聖は安心し、華の隣りに寝転んだ。
「やった…やったぞー!」
聖は血に染まった拳を高々と掲げた。
すかさず聖は鬼の上に乗り、刻印に手を当てた。
「華!」
余っている力を全て刻印に流し込む。
刻印が光り、やがて光が鬼の身体を包み込んでいく。全てを包まれた鬼の身体からは、黒い翼も消え落ちていた鎌も消えていき、元の華の姿になって光りも消えた。華はまだ意識が戻ってないのか、目を覚まさない。
とりあえず聖は安心し、華の隣りに寝転んだ。
「やった…やったぞー!」
聖は血に染まった拳を高々と掲げた。


