雫がペンダントを奪う為だけに近付いたとは知らず、星の王子は随分と気を許し雫を信頼していた。裏切られた時の星の王子の顔は見ていて笑いそうになった。
「本当に馬鹿な人ね」
雫はペンダントを取ろうと手を伸ばし、ペンダントに触れた瞬間、その手を星の王子に掴まれた。
「!?」
星の王子はまだ生きていた。しかも手を掴む力は強い。
「まだ生きてたんですね」
言うと、星の王子は力の無い顔で笑った。
「ペンダントも、華も渡さないぞ…」
「死ねばいいのに」
「本当に馬鹿な人ね」
雫はペンダントを取ろうと手を伸ばし、ペンダントに触れた瞬間、その手を星の王子に掴まれた。
「!?」
星の王子はまだ生きていた。しかも手を掴む力は強い。
「まだ生きてたんですね」
言うと、星の王子は力の無い顔で笑った。
「ペンダントも、華も渡さないぞ…」
「死ねばいいのに」


