一瞬にして、雰囲気が変わった。


本当なら、マックのときみたいに大喜びだけど。


はるちゃんの場合は別。


だって、はるちゃんは・・


「麻美、ちょっと来て」


「えっ・・はる?!」


誰も何も言わない中、はるちゃんは麻美を連れて、食堂を出ていった。


私とマックは、その様子を呆然と見ていた。


喜べない理由。


それは・・


はるちゃんは、麻美の好きな人だから。