「はぁっ、もうダメ・・」 頭がくらくらする。 麻痺してるみたいだ。 「美鈴ちゃんが悪い」 「なっなんで・・?」 「それより、ケータイ切れたかな?」 「あぁぁ!!」 急いでケータイを拾う。 省吾から切られていた。 でも、切られたのは数秒前。 聞かれてたかな? そう思うと、顔が真っ赤になった。 「美鈴ちゃん」 大河原さんの方を見る。 胸のドキドキが加速した。 私、キスしたんだよね・・?