「終わった~!」 「お疲れ様」 「美鈴のおかげ」 2時間くらいで、省吾の課題は終わった。 「なあ、美鈴」 「ん?」 「俺と2人きりで緊張しないわけ?」 「はっ?なんで?」 「今親もいないんだぜ。警戒とかしないわけ?」 「警戒って・・省吾は幼なじみだし。今までだって2人きりになったことなんて、何回もある・・・きゃっ!」 一瞬何が起こったのかわからなかった。 気づいたら、私はベットの上に押し倒されていて、省吾は覆うようにして私を見ていた。