「きゃあーー!」


「うるさい」


「はるちゃんっ、勝手に見ないでよ」


「いいじゃん」


「う~」


なんかすごく恥ずかしい。


「単語さえ調べたらいいよ」


「へ?」


「文法とか関係なく。単語を適当に並べて、お前が好きなように訳したらいい」


「・・・」


「翻訳ってそんなもんだろ?今のお前に文法とか問題外だし」


「はるちゃん・・ありがと。はるちゃんが友達で良かった」


「なっ!何だよいきなり」


照れちゃったはるちゃん。


はるちゃんのそーいうとこ好き。


ぶっきらぼうだけど、優しさがいっぱいこもってる。


「はるちゃん」


「ん?」