初めてしたのは、泣いていた美鈴を部屋に入れたとき。 襲われそうになったと聞いたとき、変な感情が芽生えた。 今まで知らなかった感情。 いつの間にか、美鈴にキスしていた。 このとき、美鈴の唇の温かさにびっくりしたんだ。 俺を包み込んでくれるような、そんな温かさ。 それから、俺はよく美鈴にキスするようになった。 分からないけど、思ったことを素直に行動しただけ。 教えてもらった通りに、しただけ。 それだけだ。