淳希の写真。 それは、私のアップの写真だった。 多分、口の形からして・・私が好きって言ったときの写真。 作品の題名を見て。 また一筋の涙が流れた。 “僕の恋光” 私の本、読んでくれてたんだね。 淳希の恋光は、私だと。 そう信じちゃうからね? 私の恋光も・・淳希、あなたです。 淳希以外、有り得ないよ。 これからも、ずっと、あなただけです。