「んっ・・・」


目を開けると、カーテンの隙間から光が差していた。


もう・・朝なんだ。


って言っても、数時間しか寝てないけど。


「淳希・・?!」


隣に手を差し出しても、ベッドは冷たくて。


慌てて起き上がると、パジャマが着せられていた。


淳希が着させてくれたんだ。


「淳希、どこ?」


リビングに行くと、1つの封筒がテーブルにあった。


“美鈴へ”


嫌な予感がして、慌てて封をきった。