とても甘い甘い時間だった。 「朝まで寝かさないから」 淳希の言葉の通り、私たちは朝まで愛し合った。 淳希が足りなくて、足りなくて。 何回も求め、受け止めた。 時々もれる“愛してる”という言葉に、何度も涙が出た。 「ずっと・・愛し続ける」 そんな淳希の言葉をうっすら聞きながら、私は深い眠りについた。 聖なるクリスマス。 私にもいいことがあったよ。 それは、世界で一番愛しい人からの。 “愛してる” という愛の言葉。