「うん・・つけて欲しい」 私の言葉に微笑み、私の左手の手首にミサンガをつけた。 強く、強く結んでくれた。 結んだ後、淳希は私の手首にキスをした。 「・・俺のも美鈴がつけて」 さっきからドキドキしっぱなしだ。 妖艶な淳希にはかなわない。 私も淳希と同じように、強く結んだ。 決して切れないように。 夢が叶うように。 淳希の手首に軽くキスをすると、淳希は頭をポンポンしてくれた。 「もう1つプレゼントあるの」 「えっ?まだあるの?」