「どうぞ」 「・・お邪魔します」 ためらいながら入ると、すぐに淳希に抱きしめられた。 「淳希?」 「・・来ないかと思った」 「・・そんなわけないでしょ」 すると・・ふわっといい匂いがした。 「淳希、何か作ってる?」 「おいで」 淳希に手をひかれ、リビングにいった。 そこには、おいしそうなクリスマス料理。 ロウソクが灯してあり、とてもロマンチック。 「すごい・・・」 「気に入ってくれた?」 淳希の言葉に、コクコクと頷いた。