今では、私のかけがえのない大切な存在になっています。


いつも私を支えてくれて、心にぽっと光を灯してくれる。


愛しい、愛しい存在。


これからもずっと、私の恋光はその人です。


皆さんも目を閉じ、自分の胸に聞いて見てください。


“あなたの恋光は誰ですか?”


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パタンと本を閉じた。


「美鈴の気持ちが、いっぱい詰まってるわ。思わず泣いたわよ」


「麻美・・」


「読んでくれてるといいわね」


「うん」


麻美が言ってるのは、多分淳希のこと。


本を出版したことは言ったけど、読んでくれてるかわからない。


私は読んで欲しいって思ってる。


淳希への想いの形でもあるし、私が夢に向かって頑張るきっかけになったものだから。