「そっか。ついに決心したんだな」 「うん」 翌日、私はみんなに留学することを伝えた。 もちろん、学長にも。 昨日の今日だったから驚いていたけど、今から急いで手続きしなきゃって笑ってた。 「らんらん、いつ行くの?」 「まだ決めてない。なるべく早く行くつもり」 「じゃあその前に、パーティーでもしましょう」 「パーティー?!」 「クリスマスはどうかしら?」 「えっ悪いよ・・」 「いいのか?麻美、デートの予定あるだろ?」 一瞬、みんな止まった。 「・・彼氏?!」 「あさみんにダーリン?!」