「関係あふんだよ!」 「え?ちょっ・・」 突然、省吾が大声を上げた。 でも、お酒のせいか力強くはない。 「関係あふに決まっへんだろ?俺はあ、ずっと、ずっと・・昔から・・」 「お水です。」 「あっありがとうございます。」 お店の人が水を持ってきた。 「省吾、水飲んで」 嫌がる省吾に、ムリヤリ水を飲ます。 落ち着いたのか、省吾は眠ってしまった。 省吾を担ぐとかはできないから、省吾のお兄さんに迎えに来てもらった。 私も省吾たちを見送った後、家に帰った。 ベランダに出て、月を見る。