ピンポーン 「はい・・って美鈴?」 「いて良かった。お邪魔していい?」 「どうぞ」 3人にお礼をいって、淳希の家に来た。 なんとなく、今日は淳希を身近に感じたかったから。 「どした?」 「ねぇ、ぎゅってして?」 早速おねだりをする。 淳希はソファーにゆっくり座った。 「おいで」 その言い方にキュンとしながら、私は淳希の胸に飛び込んだ。 「今日は甘えん坊だな。本当にどした?」 ゆっくり頭を撫でてくれる。 とくんとくん 淳希の心臓の音。 やっぱり淳希だ。 この温もり、ずっと包まれてたい。