私の素直な気持ち。 「最優秀作品に選ばれたこと・・嬉しかったっ」 突然だったけど、本当にそう思ったよ。 「留学は・・まだ考えなくていいよね?」 私の問いに、みんなが頷いてくれる。 ねぇ、淳希。 今なら淳希の気持ち分かるよ。 1人でも自分の作品に共感してもらえるのって、こんなに嬉しいことなんだね。 私、ちょっと挑戦してみるよ。 私の作品を読んでもらいたい。 だってこの作品は・・ 淳希への想いがいっぱい詰まった作品だから。 淳希への想いが形として残るなんて、こんな嬉しいことはないよ。