「世界の人と話したりしたいんだろ?」 「うん」 「それは、通訳じゃなくでもできる。翻訳家でも、本を通して読者と話すことができる」 「うん」 「売れ行きが好調ならって言ってるけど、評価も話題性もあるから、留学することになると思う。翻訳家としてその夢を叶えたいなら・・留学するべきだ」 はるちゃんの言葉は、力強くて説得力があって。 直接私の心に響く。 「らんらん」 「マック」 「ヒトにはね、それぞれの道があるんだよ。後悔しないでネ」 「ありがとう、マック」