「いつまでも、そのままの淳希でいてね?」


「・・うん?」


訳も分からず頷く淳希に、また好きになってしまう。


「それにしても・・恋愛観って人それぞれ違うんだな」


「そうだね・・国によっても違うだろうし」


「恋って、ますます分からない」


思わず、クスクスと笑ってしまう。


「なあ、美鈴」


「ん?」


「美鈴の恋愛観教えて」


「私?私はね・・・」


回してる腕に力を込める。