「やばっ・・」


淳希は私を強く抱き寄せた。


「すっげー嬉しい」


私も淳希の首に回ってる腕に力を込めた。


「今心臓バクバクしてるし、心があったかい。俺・・本当に美鈴が好き」


淳希からの好きに、涙が出そうになる。


好きな人からの好きって、涙が溢れるくらい愛おしい。


「また・・デートしようね?」


私からの問いかけに。


「当たり前だろ」


即答で返してくれる。


約束のキスを交わし、観覧車に降りるまで抱き合った。


淳希との初めてのデート。


知らなかったことを発見したり、お互いの気持ちを確認できた。


そんな幸せな時間でした。