「もっ・・ムリっ」 「まだダメ」 「んっ・・・」 大河原さんはなかなか離してくれない。 もう何も考えられない。 「んっ・・あっ!」 大河原さんが服の上から私の胸を触ってきた。 「あっ・・んん」 襲ってくる感覚を、私は必死に受け止めた。 大河原さんの手は止まらない。 ついにはファスナーを下げられ、ホックを外した。 パチン 外す音がスタジオに響く。 ダメだとわかっていても、止められない。 だって、私の手はまだ大河原さんの首に回していて。 拒むよりむしろ求めてる。