次の日のお昼休み。 「ありえねーだろ、まじで」 はるちゃんは、寝不足でダウンしてる。 「私をフッたんだから当たり前よ」 原因は麻美らしい。 なんと、麻美ははるちゃんを朝の7時に呼び出したらしい。 お互いちゃんと向き合って、今は今まで通り。 なんかネタみたいになってるし。 でも、前より絆が深くなった気がする。 でも、麻美は私にだけ聞こえるように言った。 「新しい恋が見つかるまで、自然と消えるまで、はるを想ってもいいわよね?」 私はゆっくり頷いた。 麻美は強い。