Sunny Love








「今日は急きょ学校閉鎖が決まった。」



先生の言葉に皆が騒めく。


「近くの店に強盗が閉じこもっているらしい。なので、安全の為に今日は早く帰るように…。以上だ。さぁ帰りなさい。」



強盗かぁ…。



ぼんやりしているうちに皆はそそくさと帰っていたようで、教室にはあたしと岩崎輝だけ。



しかも、岩崎輝はおやすみ中。



このままほっとくわけにもいかないから肩を揺すってみた。