Sunny Love








「そうなんだ。そう言えばこの前の雑誌に乗ってたのってもしかしてつばさちゃん?」



「まさか…。」



咄嗟に否定してしまった。



「そうだよね?だってつばさちゃんはっきり言って可愛くないもん。」



そしてふんっと彼女は笑った。



なんでだろう…。



こんなこと言われ慣れているのに…すっごく悔しい。



「あの、お客様。エレベーターから御上がり下さい。」



なんともタイミングがいい。



「ありがとうございます。」



受付の人に頭を下げるともう一度雪島さんを見た。