とりあえずどうしてこんなことになってしまったのか聞かないと。
その雑誌を買って店を出た。
「えっと…香織さんから名刺もらってたはず。」
カバンを探すと財布にそれは入っていた。
携帯でその番号にかける。
プルルル プルルル
機械音が5コールぐらいした時香織さんは電話に出てくれた。
「もしもし?」
「あ…あの、青山つばさです。」
「あら、つばさちゃん?どうかしたの?」
「あの…聞きたいことがあるんですが…。」
「分かったわ。今からこっちこれる?」
こっちってサニープラネットかな?
「はい、大丈夫です。」
そう返事をして電話を切った。
そして向かう先はサニープラネット。


