「うーん。その前髪が気になるわ!」 やっぱり…。 香織さんにも言われたもんな切った方がいいよね。 帰ったらお母さんにでも切ってもらおう。 「ちょっと止めるわね?」 ピンみたいなので髪を上で止められた。 「あら、なるほどね…。」 あたしの顔を見て何かを納得したらしく、衣装をがさごそと探しだした。 「うん、これがいいわ。」 そう外人さんの手には薄い青のワンピースみたいなの。 すごく可愛い。