「つばさちゃんきたよー!!」
雅司さんはスタジオにいる何人かの人たちに声をかけた。
「あっ、そういえば俺の名前言ってなかったね。篠田雅司です!因みにカメラマン。」
「えっと、青山つばさです。よろしくお願いします」
雅司さんはカメラマンなんだ。でもそんな感じがするかもしれない。
「雅ちゃん!その子?」
と現れたのは外人さんみたいな人。
「そう、青山つばさちゃん。」
雅司さんに押されて外人さんの前に立つと、なぜか上から下まで舐めるように見られた。
「ルックスはなかなかいいわ。」
そう言うと、何やらアシスタントの方なのかその人に指示を出している。


