「葵。今日も撮影?」



「そうなの。それよりこの子は?」



岩崎輝に向けていた瞳とは明らか違う瞳をあたしにむけた。



それが分かったのか岩崎輝はそっとあたしと彼女の間に入ってくれた。



「まあ新人かな。」



「ふーん。あっ!私は雪島葵。よろしくね、えっと…」



「この子は、つばさちゃん。」



「そうなんだ。よろしくつばさちゃん!あたしまだしごあるから。バイバイ!」



そういうとまたさっきの女の子達のところに戻っていった。