「さてと、どこから話せばいいかしら?」 一口コーヒーを飲むと香織さんは悩み出した。 「とりあえず、この会社から説明してあげれだ。」 香織さんの隣に座った雅司さんが言った。 「この、サニープラネットって何の会社かわかる?」 「…すみません、わからないです。」 まったくなんであたしって世間知らずなんだろう。 「いいのよ、ここはね芸能プロダクションなのよ。」