「まあッ!!」
私の顔を見るなり香織さんは何やら驚いた声を出した。
何で…?
そんな香織さんを見て岩崎輝はおもしろそうに笑って言った。
「うちにきてもらいたいだろ?」
う、うちって?
「そうね、磨けばきっとトップになってもおかしくないわ。」
ト、トップ?
私がいるのを忘れているのかいないのか2人だけで話が盛り上がっている。
「あ、あの…。」
話しているのに申し訳ないけど私もそろそろ帰らないとお母さんが心配しそう。
「あっ!ごめんね、それとこれ。」
私にやっと気付いてくれたみたいで、それと何か紙を渡された。


