Sunny Love

「えっと、お名前は？」



顔を綺麗だけど、声も凄く綺麗だ。



「えっと…青山つばさです。」



そう頭をガバッと下げた。


「あたしは藤堂香織です。よろしくね、つばさちゃん」



そう言うと香織さんはモデル顔負けのスマイルを向けてきた。



女のあたしでもドキッとするんだからこの笑顔で男は一瞬で恋に落ちそう。



「ねぇ、つばさちゃん？」


「はっはい！！」



「前髪邪魔じゃない？」



「へっ？！」



唐突もない香織さんの言葉に変な返事を返してしまった。