「あ、おはよう。」 「おはよー。」 それに答えるように、皆も挨拶を返し始めた。 あたしは前が見れなくて、足元ばかり見ていた。 「…あ、つばさちゃん久しぶり。おはよう。」 そう声をかけてきたのは輝くん。 久しぶりって、昨日あったのに。 気を遣ってくれてる彼に少し笑みが漏れた。 「お、おはよう。」 小さくしか言えなかったけど、ちゃんと返せた。