Sunny Love







無言のまま引っ張られて、向かうはおそらく社長室。



勝手に入っていいのと思うけど、男子の力に勝てるはずもなく。



無抵抗のままあたしは社長室に入ってしまった。



中に入ると香織さんがいないことに気付いた。



報告に来たのに、居ないんじゃ来た意味ないよ。



入ってきたばかりの入口に戻ろうとすると、本日2度目の腕を引っ張られた。



「座ったら?」



有無を言わせないその目にやられて大人しくソファーに座った。