また寝息が聞こえたのを聞くともう一度彼女の顔を見た。



すっぴんでここまで可愛いいんだから化粧をしたらどれだけ綺麗になるのだろう。



いじくってみたい。



始めてそう思った…。



いままで、自分で綺麗にしてあげたいなんて思ったことがなかった。



でも、彼女を自分の手で綺麗にしたい!そう思った。



「まあ、とりあえず退散するか。起きるとまずいしな。」



そして、太陽のせいで汗をかいた額を拭いながら屋上を後にした。



彼女はきっと俺が見ていたことなんて知らないだろう。