一通りお店を回って、歩き疲れてカフェで一休みすることにした。 「はぁ、いっぱい買ったね?」 夏希ちゃんは買った袋を横の椅子においた。 「…うん、そうだね。」 洋服を見てたら仕事に戻りたくなってきた。 自分で今、ファッションから離れたのに…。 「つばさ、何頼む?」 夏希ちゃんはもう決めていたのかメニュー表を閉じていた。 「あっ、あたしは…アイスティーで。」 急いでメニューを見て言う。