不思議に思っていると葵さんも不思議に思ったのか首を傾げた。 「ちょっと、写真のチェックしてくれる?」 いつもと変わらないように笑った雅司さんだけど、何かがおかしい。 「…はい。」 葵さんに続いてモニターに目を向ける。 「っ…」 な、なにこれ…。 そこに写っていたのは、完璧な表情とポージングの葵さんと、引きつったような顔にカチカチのポージングのあたし。 素人が見てもこれがどれだけへたくそかわかるくらいの出来栄えだった。