しばらくしてようやく涙がおさまってきた。 「落ち着いた?」 「う、うん。」 夏希ちゃんに借りたタオルはもうびしょびしょ。 「このタオル、洗って返すね?」 そう言うと、カバンに大切にしまった。 「でも驚いたなぁ。」 夏希ちゃんがすっかりぬるくなったアイスティーを飲みながら言った。 「えっ?なにが?」 そう返したあたしの頭の上から下まで舐めるように見てきた。