沈黙に耐えれなくなってきた頃、夏希ちゃんはあるお店の前で止まった。 「夏希ちゃん?」 夏希ちゃんの視線の先にはカラオケボックス。 「ここで、いい?」 「えっ?…あ、うん。」 あたしの返事を聞くと夏希ちゃんはフロントに何か言ってまたこっちに戻ってきた。 「部屋、上だって。」 「あ、お金。」 カラオケにきたのは初めてのあたしでもお金が先払いなのはちゃんと知ってる。