Sunny Love







「あっ!」



止めるより早く夏希ちゃんの手によって前髪は上で止められてしまった。



「ほら、こっちの方が楽じゃない?」



笑顔で聞く夏希ちゃんに笑顔だけ返した。



大丈夫。メガネを外さなきゃ正体はばれないはずだから。



「このチュニックね、Honeyの雑誌で翼ちゃんが着てて欲しくなっちゃったんだよね。」



その言葉に胸がどくんと跳ねた。



言わなきゃ。



強くそう思った…――